イギリスの老舗自動車雑誌、AUTOCARが現在開発中の次期911に乗ってきたそうです。
年末にデビュー予定と噂される次期911(コードネーム991)のプロモーション活動の一環で
こっそり、ひっそり、影響力ある媒体や自動車評論家を事前に乗せているんでしょうねぇ。
いいなぁ、羨ましいなぁ(笑)。
自動車王国では早速、AUTOCARに掲載されている内容を抜粋してお届けしてみます。
<以下、抜粋>
カレラS:3.8l水平対向6気筒、400ps、レブリミット7800rpm(200rpmアップ)
0→100km/h加速4.5秒(推定)
カレラ:3.4l水平対向6気筒(基本、ケイマンと同じだがカムとエキゾースト変更)、350ps
0→100km/h加速4.8秒(推定)
・アルミを多用しボディは997よりもちょっと大きくなったにも関わらず、軽量化が図られた。
(やっぱりアウディの影響?いやいや、軽量化への対応策でしょうね)
・ホイールベースがかなり延長され、その大部分がリア部分にあてられた。
(数値は現段階未発表。リアシートの居住性のためではなく、高速安定性のためのようです)
・フロントトレッドをワイド化しグリップ力アップ。
(997GT3RSで用いられた手法をノーマル車に持ち込んでいるんですね)
・油圧式パワーステアリングを捨て電動パワーステアリングへ変更。
(軽量化、低燃費化といった時代の要求でしょうね。でもフィーリングは良好のようです)
・7速MTの搭載も噂され、GT3系のレース生まれエンジン搭載の終焉。
(フツーの911系の直噴エンジンが搭載される?スペックはイイんでしょうけど・・・)
より快適になって、より速くなって、安定性ある走りを実現させているようではあります。
ただ、911を名乗るだけの味つけが残っているのか否か、ステアリングを握ってみないと
分からない、とのことです。なぜなら建前上、助手席インプレッションだったらしいので(笑)。
たしかにホイールベースの大幅拡大、車の味付けに大きな影響を及ぼします。
どんな911になるのか、今から気になります。もしかしたらエッジーな部分を捨て、
より快適に、もっと万人に、もっとオシャレアイテムとして、変貌を遂げるのかもしれません。
それにしてもGT3系のエンジンが変わってしまうのは、ちょっと残念ですね。
あれは排気量が違うんじゃなくって、エンジンそのものが別モノでしたからねぇ。
997GT3RS、996GT3RS・・・、中古車価格は上がるかもしれません。
Our View
Apparently, Autocar already had a chance to join a secret test ride with a
development model of the next-generation Porsche 911(code name, 991).
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