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アルファブレラ試乗続編パート3

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本音トークのインプレッション

最初に乗った試乗車が、そのハズレV6+18インチだったものですから、えらくがっかりしたものです。足元が重くて、ワクワクするエンジンの盛り上がりもなく、ただただ淡々とテストコースをこなす感じ。エンジニアも、中にはそういうのがあると言ってました。なんでもピニンファリーナ生産ということで、本格生産前のクルマの精度を上げることができなかったとのこと。生産モデルは問題ないようです。


ただ、159には感じられた、V6+Q4の絶妙に面白い走り味は少し影を潜めました。ショートホイールベースになり、ジオメトリーやショック、スプリングそのほかにも微妙に違うチューニングを施した結果なのでしょう。動きの予測がし辛いというか、エキセントリックさに磨きが掛かったというか。馴れるまで時間がかかるような、ちょっと違和感のある乗り味です。これは18インチでマックス、17インチで多少ぬぐわれますが、それでも同じ傾向にあることは否定できません。
比べて、直4FFの17インチは、とってもアルファらしい。身を捩じらせながらも不安ではなく快感をドライバーに与えながら、ヒラリヒラリとコーナーを駆け抜ける。実にアルファらしいFFハンドリングで、古臭いといえばそうなのですが、アルファファンとしては嬉しい限り。
18インチでは、ちょっとFFらしいことがハナにつきます。反力も大きいし。サウンド的にはV6が捨てがたいのですが、直4のシャープな振れ(回転オチは悪いけれど)とトルクノリの良さは、ハズレのV6よりよほど力強く感じられたほどです。パワー的にも十分でしょう。
逆にいえば、V6には以前ほどの、乗り手を挑発する、音を聞くだけで血が滾る、そんな勇ましさは感じられない、ということでもあります。もっとも、そのへんの国産&欧州産V6よりは断然スポーティですけどね!あくまでも、以前のアルファユニットと比べて、です。GTAユニットとかは、ちょっとした財産かも知れませんね。未来のエンスーエンジンでしょう!!個人的には、GTVやスパイダーの3.2V6も、今のうちだとオススメしておきます。
ブレラに話を戻すと、静粛性や乗り心地に関しては、159同様に”これがアルファなのん”というぐらいに、いい。これは素直に喜びたいですね。だって、日頃はストレスというかけしかけられずに乗りたいものですから。日常の非日常がアルファらしかったのかも知れませんが、それじゃアルファは死にゆくばかり。日常性の獲得は急務だったのでしょう。ボクは歓迎します。へたれアルファファンやと指差されようと。
性能面で気になったのは、ブレーキでしょうか。効きはいいけどフィールがね、と相変わらず。でかキャリ仕様ではノーズダイブも大きく、気持ちいい制動ではありません。ま、ロールをしっかり出してコントロールするアルファらしい乗り味ですから、そのへんは合わせてあるのかもですね。
高速安定性も問題なし。ハンドリングにもアルファらしさが残っていて、日常性も手に入れました。そして、何よりもこのカタチ!!ボクは欲しいですよ、素直に。ハッチゲートが開いた黒いブレラのリアは、ちょっとハカイダーみたいだし(古っ!)。

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